2009.05.21山口にて

マクドの店員さん家に一泊

新山口駅
写真フレーム

新山口駅。暴風雨で泊めて頂きました。

楽しんどいだな人生は


サァーサァッ。サァーサァッ。ほうきで地面を掃く音と、鳥のチュンチュンという声が聞こえて目が覚める。ブルルッとひとつ身震い。寝袋のまま身を起こす。神社の境内で寝ていた事を思い出す。時間は朝の7時。ボーっとして、二度寝しようかと思ったが、神社もソロソロ営業時間だろうと、そうそうに身支度して動き出す。とりあえずトイレに行きたかったので街をうろつく。下関タワー横の国際貿易センタービル(たしか?)みたいな所が、早々に開いていた(ドアが開いていただけ)ので中に入る。掃除の人たちから「おはようございます!」と挨拶される。どうやらそのビル内で働く人と勘違いされたみたい。エライおっきい荷物背負ってるのになぁ。トイレで用をたし、シャコシャコ歯磨きと髭剃り。

スッキリしたところで、今日は秋芳洞と秋吉台へ行こうとヒッチハイクを考える。しかし、道路の作りと車の流れ、時間帯などからヒッチハイクは効率が悪いと判断。電車を使い、新山口駅まで行く事に。その場所まで行けばバスも出ているし、車も捕まえられるだろうと。電車でガタゴト揺られていると一本の電話。「今、電話大丈夫?」と平井さんから。平井さんは以前、宮崎にいた時、「たちばな天文台」という所で、たまたま一緒になったご家族の旦那様だ。内容としては山口に知り合いがいるから何か力になって貰えるかもしれないというもの。しかし、車内だった事と、平井さんもお仕事中の為、また折りを見てお電話頂く事に。何故お電話くださったかというと、以前たちばな天文台でご一緒した後に、メッセージを下さり、その中に山口県で何のネタもツテも無ければ連絡下さいとあったのを思い出し、恥ずかしながらHELPのメールを送っていたからだった。

新山口駅に着き、バスの時間と料金を確認。秋吉台まで1130円やったかな?高っ!と思い凹みながらもちゃっかりバスの待合室で携帯など充電。平井さんからいつお電話もかかるかわからないので新山口を歩く事に。お土産コーナーで試食を行い、コンビニに寄る。そのコンビニでビックリ!何とソフトドリンク飲み放題\120のドリンクバーが設置してあった。こんなん都会にあったら凄い事なるし、、、さすが山口、、、と思いながらも手を出さず、マクドナルドへ。100円で居座ろうと思ったけれど、かなり空腹だった為、フィッシュバーガーを食べた。PCで作業などしながら電話を待っていたら。。。バチバチバチッと窓に何かがぶつかる音。窓の外は暴風雨だった。入ってくる学生は制服も顔髪全てビショビショ。そと行く人の傘も意味を成していなかった。あぁ~これは今日動かれへんなぁと思いながら作業していると平井さんからTEL。
簡略化して、、、「今大丈夫?ちなみに今どこ?」
「新山口です」
「おお、まさにそこでピンポイントだよ」
「ホントですか?」
「大学時代の同級生が○○病院の先生やってるから、僕の知り合いだという事で繋いで貰ってくれ。で、何も手土産がないのはいけないので、僕からの伝言を預かっているということで引越し先の住所と電話番号を伝えといて。まだ言ってなかったから」
「はい、了解しました」
なんだ~?これは?凄いな平井さん。。。と思いながら色々必要事項のメモを取った。平井さんはそのご友人の連絡先を知らない為(病院の番号は判った)、全く自分の事をその人は知らない。「色々と一から説明してわかるかなぁ?自分なら超怪しむけれど…と思いながらTEL。
「はい、○○病院です」
「あの、○○先生のご友人の平井さんと言う方からご紹介受けまして~なんたらかんたら~」
「どういったご用件でしょうか?」当然かなり訝しげられて、○○先生まで繋げてもらうのにかなり苦労した。心底納得はしないながらも、何とか繋げて貰える事に。働いていた時に、電話でのアポイント取りをかなりやったのでその時の力がこんな所で活かされるとは思わなかった(笑)

で、先生が出てこられた。「私、平井さんからご紹介受けまして~(経緯を説明)(日本周ってましてなども)~」
すると、「はぁ、、、私に平井という知り合いはおりませんが…」とご返答。えぇ?そんな馬鹿な(苦笑)と思い、昔取った杵柄。こちらも負けじと上手い事説明する(何か詐欺師みたいやな俺と思いながら…)。そしたら、やっぱり平井さんの事は知っていて、一応平井さんとの知り合いと言う事は認めて貰ったけれど、やはり突然の話、それは無理だ。何も出来ないとお断り頂く。最初からそらそうだと思っていたので、お礼を言って電話を切る。特に驚く事も、凹む事も無く、良い経験になったと思い、平井さんに報告。「あらー、ゴメン。あいつ冷たい奴だな~。俺からまた連絡してフォローしとくよ。変な奴では無いって。折角のそういう旅だから突然アポの方が良いと思ったけど逆効果になってしまったね」と平井さん。いやぁ、良い経験できたからと僕は笑っていた。「また、高知に行く事があれば、その時の友人には前もって言っとくし、昔旅してた奴だからちゃんと助けてくれると思う。近づいたら連絡を」といってくださった。旅には勿論こんな風に上手く行かない事もある。そういうのが面白い。まぁ、知らない人に電話するのはかなり緊張したけど(笑)※平井さんホントにありがとうございました!

外はまだまだ暴風雨。これ台風かな?と思うほど酷い。風も雨も怒り狂ってるみたい。時間は18時頃。仕方ないな~今日はマクドナルドで夜を越すか。。。と思って作業していたら、1人の仕事終わりの店員さん(子持ちのパワフル母という感じの方)と仲良くなる。旅のことやら話していると、「何か力になりたいなぁ」とずっと言って下さっていたので、「いや、ほんと大丈夫ですよ。こういうの慣れてますから」と言って話す。「泊めてあげたいけど、うちはチビがいるし、超汚いからね。ほんと凄いよ(笑)」と。そんなこんなで一応、連絡先だけ伝える事に。「じゃあ私、チビを迎えに行かないといけないし帰るわね」と言いながらマクドのカウンターの方に行き、コーヒーを持ってきてくれた。「これ何杯でもお代わり出来るし、これで何時間でもいて良いからね」と去っていった。ありがたいなぁと思いながら砂糖2本分とミルクをたっぷり入れて飲む。腹が少し満たされた。僕はコーヒーがあまり好きでは無いけれど、こういうのは美味しい。食べ物とかって、出来事や想い、シチュエーションや感謝の度合い、誰と食べるかによって味が本当に変わる。同じもの食べても。おにぎり1つとっても家で作ってもらったのをサクッと食べるか、ピクニックで大自然の中で食べるか、想像するだけでも違う味わいになる。こんなのを心から感じて、気付ける様になったのはいつからだろう。明確な時期は忘れたけど、そこから食べ物が本当に好きになった。

コーヒーを何杯かすすりながら、どうしたら旅を何とか終えれるか、それまでに自分の実力をつけれるか、今後の動きが出来るか考えて色んなコンペに応募する事に。キャッチコピーやら小説やらを応募している所があるので、そこで旅中に作業できるものの提出作品を作る。費用を捻出する事も出来るし。今回は、長崎で開かれる国体のキャッチコピーを応募してみた。もし採用されたら嬉しいな~おもろいなぁと思いながら、他にも作業していたら、先ほどの方からメールが。結果泊めていただく事に。車で迎えに来てくださったのでお家に向かうまでずっと、「本当に汚いからね。普通の人住めないかも」と言っていたが、普通に小さい子がいるから散らかっているというくらいのお家だった。こっちは神社で寝たりしてますから大体の耐性はありますし(笑)と思っていた。

その方は結構、冗談を言うし肝っ玉母さんという感じだったので、話してて凄い楽しかった。何かちょっと自分の母と似てた。自分の母と高田純次を足して割ったような感じ(笑)。壮絶な過去も聞いて、普通の家庭に育った自分からは考えられないような事が実際にあるんやな~と勉強になった。お酒もすすめられ、久方ぶりにアルコールを体に流す。「お腹減ってるんでしょ?遠慮して我慢しなさんな」といってサクッと作ってくれた焼きうどん。超うまかったっす。

◎撮影ボランティア:本日0名/旅でのトータル485名 
◎代弁ボランティア:本日0名/旅でのトータル4名

【涙は心のスイッチ 米田真介】


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20090521_山口下関から新山口