2009.05.25島根にて

4台車乗り継ぎ城福寺へ

ヒッチハイク
写真フレーム

ヒッチハイク。琴ヶ浜(鳴き砂)。城福寺。

ちょっと鳴き砂はヤバいっす


よっしゃ~!今日から心機一転、頑張るぞ~!とホテルを飛び出す。駅にて、ヒッチハイクの方向確認。ふと横を見ると「大阪行き片道6000円」と書いてあるパンフレットが目に付く。『おぉぉ、、、安い、、、一旦帰っても良いかもな』などと考えたりしている自分もいた。当然帰らないって判ってるんですけど。ここら辺が人間ってやつなのか。

ボードに行き先を書いて止まってくれそうポイントまで歩き、ヒッチハイク開始。開始11分、乗せてくれました。あぅぅ、、、自分の10分以内で乗せて貰える記録がつぶれた…チクショウ…場所悪いなとは判ってたけど歩くのが疲れてそれに負けたからだ…地味にかなりショック!そして乗せてくれたのは強面のお兄さんでした。

浜田という駅までという話だったが、話している内にそれより先に連れてって下さると言う。江津という所まで連れてって頂いた。しかもその間、名ガイドの如く色んな観光地の説明をしてくれたのでむっちゃオモロかった。東京から島根に来たから色々周ったので、地元民より詳しいし、生の活きた情報だった。途中、浜田駅に1億円のからくり時計があった。「天皇様が来るからって1億も使って作ったんやと。こんなんで誰も観光にも来ないし、たったその1回だけの為になんで、市民の税金使うんやろな」と憤って話し合う場面もあった。本当に、もっと大切なものが沢山あるだろうに。

ポプラというコンビニで降ろして頂いた後、かなり腹が減っていたので、秋吉台で貰ったおみやげの試食お菓子をたらふく食う。かなり油分が多いのか食べ過ぎて気持ち悪くなってトイレへ。気を取り直し、ボードに書き込み、ヒッチハイク。ここはすぐ止まって貰えるだろうと思っていたら、1分。乗せてくれた。次は優しいお母さん。「鳴り砂の浜がある駅まで行きたいんです」というと「途中、世界遺産になった石見銀山の温泉街があるからそこも通ってあげる」とわざわざ寄り道してくれた。その場所『温泉津(ゆのつ)』はかなり古い建物の多い温泉街。あまり観光地化されすぎてないのが良い感じだった。結局、鳴り砂の浜『琴ヶ浜』まで送って頂いてさよならをした。

砂浜を見ると凄い綺麗な砂。海岸には1人の女性しか歩いていない。フォー!とテンション上がり靴下を脱ぎながら「鳴きますか~!??」と波打ち際の女性に叫ぶ。手を耳に当て「え?」と言う女性。それを何度か繰り返し、気まずくなったので一気に走っていった。そしたら!!!
キュッキュッ!キュキュキュキュッ!!
走っている時点で砂が鳴く鳴く。更にテンション上がって手を振りながら「こんにちは~」と挨拶。最初向こうはちょっと面食らってました。

過去に京都の『琴引浜』という鳴き砂で有名な所に行った事があるけれどそのときはあまり鳴らなかった。鳴き砂は驚くほどの綺麗さがと、適度な湿気と乾きが無いと鳴らない(お茶碗一杯の砂に耳掻き程のチョークの粉を落としただけで全く鳴らなくなるほど)。しかもその頃は多分、砂浜も汚されていたので足で踏みまくってたまに「プッ!」というオナラみたいな音が出るくらいだった。それが、足でサラッっと砂をかくだけで、キュキュキュキュキュッ!と音が鳴る。踏んでも100%キュッ!と鳴る。あまりの砂の気持ちよさと綺麗さに感動して、汚いのや砂嫌いの僕が寝転んでしまった。

女性(まちこさん)と砂浜に座ってお互いの事を話す(※と言っても、最後のお別れまで名前は聞いていなかった)。大阪に遊びに行ってこっちに戻って来たら、働くカフェからインフルの関係もあり1週間休んでと言われて、何となく心の洗濯も兼ねてこの浜に来ていたとの事。彼女は食に非常に興味がある。将来は畑を持ち農業をしたいと言う。そんな彼女と一番盛り上がった話は『感謝』。感謝すると食べ物の味が変わるよねと意気投合。食べ物にはそれが自分の前に運ばれてくるまでに、沢山のプロセスを経る(※ここには書かないけれど皆さんはどれだけの事をイメージ出来ますか?)。それをいつも素通りして何とは無しに食べるのか、それを意識してありがたく食べるのか。たったそれだけの事が大切だと。○○さんが○○で○年間精魂込めて作った○○トマトです。それを見たり知ったりするだけで旨く感じる人は少なくないだろう。常々僕が思うのは、なぜ「いただきます」「ご馳走様でした」を言うのかと言うこと。その本質に気付けば、美味しくないものなんて出てくるはず無いよな~という話をたんまりした。彼女の目は輝いてた。

さて、そろそろ日も暮れてきたし宿を探さないとと、その辺りを歩く。かなり歩いて見つけてTELしたらその宿主たちが態度むっちゃ悪い。今はシーズンでは無いし、僕はお金が無いので出来るだけ安い所が良いという事で、やる気も泊まらす気も無かった。僕は基本的に買い物はその物ではなく、『その人』で決めるのでもう良いとスッパリ諦める。まちこさんに「申し訳ないんですけど…」と次の日の目的地の駅(一駅先)まで車で連れてって頂くことに。

車に乗り込む前、カップルが居た。撮影ボランティアを意識したが、カメラも持っていなさそうだったし、まちこさんに送って頂くので早くしないと迷惑になるかと車に乗り込もうとする。「あれ、撮影ボランティアしなくていいの?」というまちこさんの一言で声を掛ける。結果、カメラは持っていて、撮ると2人の綺麗な想い出が残ってとっても嬉しそうだった。応援してますなんていうのも言ってくれた。車に戻って、まちこさんにお礼を言った。これも大事な事を学ばせてもらったなと。

仁万(にま)駅まで送ってもらい、まちこさんとはお別れ。その後、宿どうしようかな~とブラブラするとユースホステル情報発見。「城福寺」ふむふむ。値段も安いし、ユースだから色々情報もあるだろう。何より、、、寺に泊まるってすっごいテンション上がるやん!とすぐにTEL。「ユースの会員さん?」はい、と返事をしたら、そこに向かうまで結構距離あるよ…なんて話になって、迎えに行ってあげると宿主さん。15分後には迎えに来てくれたので「(今日、4台目の車だ)お願いします」といざ、お寺へ。と、その前にスーパーに寄って2人でお買い物した(笑)。僕は晩御飯を安く購入。お母さんは、、、多分僕の明日の朝飯の材料(笑)

着いて思ったのは「良いやん!むっちゃ良いやん!」。寺で雰囲気はあるし、広い!高台にあるので景色も良い!これでこんな安いんかいな!と思って手続きすると、衝撃の事実。「実はもうユースホステルの運営はやってないのよ」おおぉ、と言うことは金額が高くなると言うこと。しかし、お母さんは「でも、あなたお金無いんでしょ?ユース金額にしてあげる」と言ってくれた(※そうじゃなくても一泊二食で4500円は安いです!)。「今日はあなたの1人貸切。好き放題しなさい」とも。しかも今日は朝に漁港で獲れたての刺身もご馳走してあげると。結果、2階の3部屋ぶち抜きを1人で使い、夕陽も独り占め。お風呂もすぐに沸かしてくれそれに入る。スーパーで買った夕飯を食べてると刺身をボコっと出してくれ、白飯も出してくれた。その後、談笑して一緒にテレビ見ながら、自分の旅の話したりした。明日は一緒に僕の行きたい所に連れてって下さる事に。仁摩サンドミュージアムと石見銀山。無料券まで頂いた。

本当に良く笑うお母さんで、冗談も結構言ってくれる。話してるとコッチまで楽しくなってくる。しかもそのお母さんが、僕のおばあちゃんに似ていたので、かなり親近感が湧いた。もう、この時点でこの宿にはスコールメンバー連れて泊まりに来ようと思ってた。※僕のバスケチームメンバーです。これ読んでる奴、、、読んでない奴も全員連れていくから宜しく(笑)絶対みんなで行ったらオモロイの確実!

明日は早いと言うことで、お母さんは就寝。僕は夜遅くまでPC作業して、眠りについた。※ここの宿泊費は特別費用で泊めて頂いた為、秘密です。

■今日の戴き物:ハマチ(刺身)、焼きワカメまぶしご飯、アルフォートなどお菓子たんまり、石見銀山・サンドミュージアムの無料券

◎撮影ボランティア:本日8名/旅でのトータル533名 
◎代弁ボランティア:本日0名/旅でのトータル4名

【涙は心のスイッチ 米田真介】


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2009_0525_島根_琴ヶ浜_温泉津_城福寺