2009.05.27島根にて

初めての経験

出雲そば
写真フレーム

出雲そば。西出雲。松江にて。

人間いろいろ


↓まず、最初に…新聞載りました。日本海新聞6月3日発行。
日本海新聞掲載記事
短い文面なので内容詳細が少し違う部分もありますが…。
取材してくださった、田村さん!ありがとうございます!
皆さんのお陰で頑張れております。引き続き頑張って参ります!

では、本編。

西出雲駅すぐ横のホテルで目覚めた後は、そこから松江までヒッチハイク出来そうな国道までえっちらおっちら歩いた。途中に田んぼやらあって、やっぱり都会とは違うんやな~なんて思いながらボチボチ歩くと目当ての国道に到着。見渡してもヒッチハイクのベストポジションが見つからない。「まだちょっと歩かないとアカンな…しんどッ!」と思ったら、出雲そばの看板が。

「お、そうや」と思い、中に入る。昨日、石見銀山でご一緒したご夫婦から出雲そばを食べなさいとお金を頂いていたので、約束通り出雲そばを注文。出雲そばは蕎麦の実と共に皮も一緒に練りこむ為、他県のものよりも黒いらしい。その分、甘みと風味が出る。割子で出てきた三種の蕎麦につゆをかけて食す。ズズーッと良い音を鳴らし、喉に滑り込む感覚。当然、旨い。たまたま入った店も中々良い店で少しゆっくり出来た。



体力とお腹を回復させて、再度国道へ出る。排気ガスくせぇなぁと思いながらポイントを探すが全く見当たらない。「仕方ない、もうちょい歩こう」と歩き始めて30分…「まだ無いんかい!?」と我慢と体力の限界。それに負けて多分止まって貰えないだろうと思いながらも、ヒッチハイクを始めた。歩かなくて済むし、荷物も置いておけるので体力回復の意味も込めて行う。

中学生の帰る時間だったのか自転車学生が結構多かったので、ジロジロ興味ありげにみてくる。なので、、、「おっす!俺日本一周中やねん」と笑顔で応対。一瞬乗せてって貰おうかなと思ったけどさすがにやめた。「頑張ってください」と結構素直に笑いながら自転車で去ってく学生達。手を振りながら「お~まかせろ~」なんてやり取りを幾つかして10分経過……おおぉぉ!俺の記録が…10分以内伝説作ろうと思ってたのに…と凹みながらも体力は回復したので次のポイントを探しまた歩き始める。

ん~、、、止まらなそうだな~と思ったがさっきの所よりはマシだし、その先にも全然ポイントが見つからないのでとりあえずヒッチハイクを行う。

20分経過、、、「うっ、嘘やろ!?そんなバカな!!」結構凹んだ。自慢のフレッシュさも通用しない…島根の人は冷たいなぁ。と思いながら腹が立つので歩いてすぐに出来ると確信できるポイントを探そうと決意!しかし歩けどポイントは見つからない。。。途中荷物の重さでしんどさと、急激な眠気に襲われたので道路横の道に座り込む。

「はぁ…」と溜め息1つ。ちょっと寝ようと思った。でも、ただ眠るだけだと面白くないので、ヒッチハイクをオートマチックにしたらどうなるのかと考え、やってみる事に。その方法とはなんと!!・・・ただ、単にヒッチハイクボードを道に立てておくだけ。効果があっても無くても面白いし、何より俺は寝るからそれで良いわと思った。片膝を立てて、頭を垂れ、まぶたも閉じる。誰ともなしに「おやすみ~・・・」と言った30秒後。一台の車が止まった気配がした。

「ん?」と振り返ると白い軽自動車。少し見ていたが人が出てこないし、違うかと思いまた眠ろうとすると、、、「あの~・・・」と声が聞こえてきた。まさか~と返事を返すと乗せてくれるとのこと。『嘘やん!?俺が愛想振りまきまくって30分くらい頑張っても一台も止まらんかったのに、、、オートでいけるんすか!?』

乗せてくれたのは2人の男性。1人は優しそうで線の細い男性。声が小さくて凄く遠慮がちに話すのが特徴的だった。もう1人は自分の実家の下の階に住んでる幼馴染(通称:ムロ)に似ている男性だった。少し、親近感が湧いた。車内に乗って話を聞くと、どうやらさっきの30分ヒッチハイクを見かけていた様で、再度見かけたので乗せてくれたとの事。松江までは行かないけど途中までは乗せてってあげると言ってくれた。

いや~ありがとうございますと旅の事やら話していたら、結構好感を持ち楽しんでもらえた。しかし途中特殊な空気が流れ始めた。線の細い男性の好きな芸能人の話を聞いた時の事。その男性は羞恥心が好きで、中でも上地雄輔さんが好きだという。「一番好きな、タイプの芸能人ですよ?」と聞いても彼だと言う。なるほど、どうやら男性が好きな様だった。そして、、、一応ありがたい事に僕もタイプだという事らしかった。「そうじゃなきゃヒッチハイク乗せてなかったかも」と冗談で言われりもした。良かった(?)と思った(笑)。その後の話は、、、大体好きな男性芸能人の話で盛り上がってた様な気がする。僕は木村拓哉さんが好きなので、聞くと一応好きだと言ってくれて嬉しかった。

そうこう言っている内に、結局松江まで送ってくださった。最初は途中のはずだったけれど。本当に助かってありがたかった。最後お別れの時に記念撮影する為、街行く人に「写真撮って貰って良いですか?」と声を掛ける。しかし、、、「いや、忙しいんで!」とそそくさと2人の人に続けて断られた。自分の選ぶ人が悪かったな~と反省しながらも、ヒッチハイクもしてくれないし、島根は冷たいな…と思った。たまたま今日そうだっただけやのに(笑)

でもちゃんと温かい人もいるので、写真を撮って貰い握手をしてお別れをした。疲れていたので、松江駅周辺の安いホテルを探しまわり、結果カプセルホテルに入る(結構オススメ)。あぁ~疲れたと、眠りにつこうとすると携帯が鳴った。

「はい」と出ると聞き覚えのある、か細い声が。先ほど別れた、細身の男性からだった。「あの、ちゃんと宿は見つかりましたか?」色々と心配してくれていたみたいだった。明日のルートやらも心配して聞いてくれた。本当に女性みたいな気の使い方だった。「大丈夫ですよ。ありがとうございました!」と電話を切った。彼は「応援してますので頑張ってくださいね」と言ってくれた。今までの人の中で一番強く、声は小さいが想いは入っていた気がする。

その彼はネットカフェに入った事も無かったが、その出会いの日から、僕の日記を見る為に通い、電話やメールで応援してくれている。一番のファンになってくれた様だった。片寄さん、ありがとうございます。

ただ、僕がその日以降ちょっと気になっているのは、上地さんと僕だったらどっちの方が好きなのかな?という事だった(笑)。

■今日の戴き物:ヒッチハイクが簡単にいかない時もあるという経験、人の優しさ

◎撮影ボランティア:本日2名/旅でのトータル541名 
◎代弁ボランティア:本日0名/旅でのトータル4名

【涙は心のスイッチ 米田真介】


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2009_0527_島根_西出雲_松江