2009.05.28島根にて

天気はどんより、心は晴れ晴れ

松江城
写真フレーム

松江城と周辺での一コマ

世知辛い世の中ではないと思う


その日は朝から空がどんよりとして、ぐずついた天気。天気予報では雨が出ていた。でも俺が出てったら雨は降らないだろうという根拠の無い自信から、松江城へ向かう事に。

松江駅から松江城までは歩くと結構かかる。それでもバスに乗るより修行になるし、お金の節約にもなるのでデカイバックと共に向かう。近づくと松江城が見えてきて周りを囲むように流れる堀川が。松江城で有名なのは小舟でのんびりと巡る「ぐるっっと堀川めぐり」。当然の如くお金がかかるので乗らない。雨降りそうだし、ちょっと寒いからほとんど乗ってる人がいないし、1人だし。そのまま松江城の中へ向かう。
途中城の敷地内に、天皇を招く為に作られた館がある。結構古い洋風の白い建物。現在は中で、12年に一度、約100隻の船が大橋川と意宇川を舞台に繰り広げる、豪華絢爛大船行列「ホーランエンヤ」(日本三大船神事らしい)の紹介や、昔の松江の展示がある。いや、しかしこういうのを見る度によく思う。天皇さんを招くだけでなぜいつも大掛かりなものを作るのだろうか。今はきっと採算が取れていない。歴史を知らないし信仰心がないからそう思うだけ?それ作るお金は市民の汗水による税金なのになぁ。

そんな事を考えながら見学後、やっとさ天守へ。天守は国の重要文化財。中はかなり歴史を感じさせる。簡単に言うと古くて味がある。一つ一つの展示物も、無駄に飾り立てられておらず、薄暗い中に展示されている。日本がやら兜やら鎧に武器、ジオラマなんかもある。床や柱の木の色も濃い茶で、若い木ではない。階段は昔のままの角度なんだろう、結構急でそれもまた良い。5階ほど上がると最上階。松江市外を一気に見渡せ、綺麗な夕陽としじみで有名な宍道湖も見える。天気が悪かったので少し残念だったけれど、2羽の鷹が最上階の周りを気持ちよさそうに何度も旋回していたのがちょっとノスタルジック。城主はここから街や景色を一望しながら一体何を考えたのだろう、何が視えていたのだろうと考え座禅する。寝転んだり、ポーズとったりカメラのセルフタイマーで遊んだ。何人かを撮影ボランティア。

天守を見終わった後は、武家屋敷に向かった。が、結局行かなかった。何故か。途中に「野菜ジェラートあります」というお店があったからだ!「おいおい、それめっちゃ俺の興味そそるやん!」と一応中に入る。かぼちゃやらトマトやらさつまいもやら、、、ホンマに沢山のジェラートがあった。店内には他にも興味をそそるお土産品があったので、それを見ながら「どうしよう、、、でも勿体無いしな」と迷っていたらお茶を持って店員さんが話しかけて来てくれた。その店員さんの雰囲気の良い事。さらに豊富な商品知識と説明。丁寧な接客に感動し、その人を見て1つ購入。店内に座っておしゃべりしながら食べる。選んだのは、見たことも聞いたこともない『ポポーのジェラート』。ポポー(ポーポーとも呼ばれる)って何や?と好奇心がくすぐられたのだ。アケビのような果実で、匂いや味はパパイヤなど熱帯の果物の感じ。いや~旨いなぁポポー凄いなぁと興味持ってたら、それ以上に、店員さんが自分の旅の事などに興味持って下さった。途中来たお客さんにもポポーを薦めたり、旅の写真を見せたり和気藹々した。そしたら1人の同い年の女の子がパイ菓子をくれた。「店長がいればまた面白い話が出来るかもしれないですね」と言ってたら、店長が外出から戻って来た。店長さんも非常に興味を持ってくださり、腰を据えてお話しする。内容は僕の旅というより、生き方や考え方の話を沢山した。「買い物はその物品ではなく人で買いますよね」とか「感謝の本質って…」などの話。店長さんは僕が頭の中にあって常日頃考えているけど言葉に出来ない事を言葉にしてくれ、物凄い刺激を頂いた。「どんな状況でも感謝をしていると、自分が幸せになってくる。自分以外に感謝しているのに、自分から幸せが溢れる」などなど。
2時間近くは居ただろうか、話は尽きないし、居心地が良かったが出る事に。最後に
当店人気のコーヒーラスクを頂いた。気がついたら僕はジェラートを3つも食べていた(笑)最後に記念という事で写真をパシャリ。「また来ます」と約束した。
今回お世話になったぢげもん(僕の行った日のブログもあります)では、店長が全てに足を運び本当に「島根のいいもの」だけを厳選して置いています。松江に行った際は是非ここでお土産を買ってみてください。そして、ポポーのアイスを買ってみてください(笑)

ぢげもんを出て、武家屋敷の前まで行くが時間も遅く、アイスを食べたので入らず。インターネットカフェで今日は過ごそうと歩いていると、ぢげもんでパイ菓子をくれた女の子がカフェで大工作業をしていた。この偶然もご縁だろうと挨拶する。ビックリしてた。どうやら友人のカフェでその作業を手伝っていたとの事。ミドリちゃんは、いつかカフェを出したいと夢に燃える女の子。2ヶ月程沖縄に勉強に行くと意気込んでいた!カフェのオーナーの男性(カッシーさん)は、昔世界やら日本やらを旅していた25歳。色んな情報とご飯を出してくれた。旅してた人はやっぱり旅人に優しい。仕事の関係上(自分のカフェと二つ掛け持ち)、時間が合わず泊めてあげられないけど、ネットカフェまで連れてってあげると言う事で送ってもらった。2人にも「また会いに来ます」と約束してお別れした。

松江に来たらお土産を買う場所も、ご飯を食べる所もある。自分の中でそこは必ず行こうというポイントが決まった。日本を周ったら全ての県にそれが出来ると思う。それって、やっぱり凄い素敵な事だよな~。本当にありがたい。感謝感謝だ。
その日も幸せな気持ちで一日が終わった。


■今日の戴き物:パイ菓子、コーヒーラスク、グリーンカレー、ポポーというものがある事を知れた経験、感謝からくる幸せ

◎撮影ボランティア:本日7名/旅でのトータル548名 
◎代弁ボランティア:本日0名/旅でのトータル4名

【涙は心のスイッチ 米田真介】


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2009_0528_島根_松江城